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果樹園 カジュエン

デジタル大辞泉の解説

かじゅ‐えん〔クワジユヱン〕【果樹園】

果樹を栽培する農園

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デジタル大辞泉プラスの解説

果樹園

本多寿の詩集。1991年刊行。1992年、第42回H氏賞受賞。

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世界大百科事典 第2版の解説

かじゅえん【果樹園 orchard】

果樹を栽培するのこと。世界的にみると,すでに古代エジプトにその存在の記録が残されているが,日本での歴史は浅く,本格的な果樹園がつくられたのは明治時代以降のことである。それまではカキ,クリ,ウメなど多くの果樹は,主として自家消費用として庭先に植えられることが多く,わずかに甲州でブドウ,紀州でコミカン,越後でナシなどが小規模な果樹園で栽培されていたにすぎない。現在でも日本の果樹園は欧米諸国に比べると規模が小さく,傾斜地につくられたものが多い。

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大辞林 第三版の解説

かじゅえん【果樹園】

果物をとるために果樹を栽培する農園。果樹畑。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

果樹園
かじゅえん

果樹を栽培する園地のこと。昔、人類は、山野に自生する果樹から果実を得ていたが、それらを定住地の周辺や近くに栽培し、あるいは播種(はしゅ)して育て栽培することが有利であることを知った。さらに、これらの果樹は、園地に集めて行き届いた管理のもとに栽培すればさらに効率高い生産が得られることを知り、こうして果樹園の発展をみた。世界における古い文明の発生地エジプトでは、中王国時代(前21~前18世紀)にはすでにイチジク、ナツメヤシ、ブドウ園などがみられ、およそ紀元前1900年のベニ・ハッサンBeni Hasanの墓の出土品には、イチジク、ブドウが整然と植えられ、収穫する風景もみられる。日本では持統(じとう)天皇(在位686~697)によってナシ、クリの栽培が奨励されてはいるが、経済性をもった栽培が始まったのは紀州ミカン、甲州ブドウなどで、江戸時代になってからである。『草木六部耕種法』(佐藤信淵(のぶひろ)著、1832)にはミカン、ブドウ、カキ、モモ、その他20余種があげられている。[飯塚宗夫]

果樹園の開設

果樹園の開設にあたって、果樹の種類を選定する条件として考慮すべきことは次の諸点であろう。自然環境としては、気温(平均・最低・最高気温など)、降霜、雨量(生育期間がとくに重要)、日光(強度)、風、土壌(深度、通気性、土壌酸度、土壌含水量、地下水位、肥沃(ひよく)度)、地形などであり、人為環境としては、農道、用水、排水、防風、機械化、出荷、加工などであって、これらを総合して決定すべきであろう。[飯塚宗夫]

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