ウーコンシャン山脈(読み)ウーコンシャンさんみゃく(英語表記)Wugong shan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウーコンシャン山脈」の意味・わかりやすい解説

ウーコンシャン(武功山)山脈
ウーコンシャンさんみゃく
Wugong shan

中国南東部,チヤンシー (江西) 省からフーナン (湖南) 省にかけて延びる北東から南西方向の山脈。ルオシヤオシャン (羅霄山) 山脈の北部をなす。主峰はチヤンシー省にあるカオティエン (高天) 崖で標高 2020m。地下資源が豊富で,チヤンシー省ではピンシヤン (萍郷) 市とヨンシン (永新) 県の石炭と鉄,シンユイ (新余) 市の鉄,フーナン省ではリーリン (醴陵) 市のマンガン,チャーリン (茶陵) 県のタングステンなどがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android