湖南(読み)コナン

デジタル大辞泉の解説

中国、中南部の省。省都は長沙(ちょうさ)揚子江中流の南部を占める。洞庭(どうてい)湖があり、湘江が流れる。米の大産地で、桐油・茶なども産し、養豚も盛ん。人口、6326万(2005)。フーナン
滋賀県南部、野洲(やす)川中流にある市。東海道五十三次石部(いしべ)宿があった。平成16年(2004)石部町、甲西(こうせい)町が合併して成立。人口5.5万(2010)。
琵琶湖の南側の地。

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大辞林 第三版の解説

琵琶湖の南側一帯の地。
滋賀県南東部、野洲やす川中流域にある市。古くは近江と伊勢を結ぶ伊勢参宮街道として栄え、石部は江戸時代の東海道五十三次の五一番目の宿場町。名神高速道路の開通後、工業団地が進出。宅地化も進む。
中国、長江中流の南にある省。北部に洞庭湖がある。温暖・湿潤で、米作を中心とする農耕地帯。アンチモン・水銀など地下資源も豊富。省都、長沙ちようさ。別名、湘しよう。フーナン。

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精選版 日本国語大辞典の解説

[1] 〘名〙 湖の南。また、その土地。特に、中国では、洞庭湖の南の地、日本では、琵琶湖南側の地の彦根近江八幡草津、大津一帯をさしていう。
※法性寺関白御集(1145か)草樹色初春「湖南碧岸新蘆露、陌上黄梢嫰柳塵」
※俳諧・本朝文選(1706)三・賦類・招魂賦〈支考〉「湖南の旧草に門人あそむでたましゐをまつ」 〔元稹‐送王十一南行詩〕
[2]
[一] 滋賀県南部の地名野洲(やす)川中流域を占める。市西部の石部は東海道の宿駅。平成一六年(二〇〇四)市制。
[二] 中国の省の一つ。洞庭湖南方に広がり、湘江が南北に流れる。省都は長沙。清末以来革命運動が盛んで、毛沢東をはじめ多数の指導者が輩出。湘(しょう)。楚南(そなん)

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