20世紀西洋人名事典 「ウージェーヌイザイエ」の解説
ウージェーヌ イザイエ
Eugène Auguste Ysaye
1858.7.16 - 1931.5.12
ベルギーのバイオリン奏者,指揮者,作曲家。
元・ブリュッセル音楽院教授。
リェージュ生まれ。
1879年ベルリンにてデビューする。1883年にパリで、ピューニョと組んで演奏活動を始める。1888年弦楽4重奏団を組織する。独奏者としても世界的に活躍する。1913年ベルギー宮廷楽長に任命される。1918年から1922年までアメリカに行き、シンシナティ交響楽団の指揮者となる。その後ブリュッセルに戻り活躍した。彼の作品に6曲の無伴奏バイオリン・ソナタなどがある。また、ピアノ奏者であるテオ・イザイエの兄でもある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報