エウアグリオスポンティコス(その他表記)Euagrios Pontikos

改訂新版 世界大百科事典 の解説

エウアグリオス・ポンティコス
Euagrios Pontikos
生没年:345か346-399

キリスト教神学者。小アジアのポントス出身。コンスタンティノープル聖職につき,381年の公会議参加。のちエルサレムを経てエジプトに行き,終生砂漠で修道生活を続けた。多数著作(一部現存)によって修道生活の理念を伝えた。ヒエロニムスによってオリゲネス主義の疑いをかけられ,6世紀以降オリゲネス主義者として弾劾されたが,近年では再評価の動きがでている。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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