化学辞典 第2版 「エキタミン」の解説
エキタミン
エキタミン
echitamine
C22H29N2O4+(385.48).キョウチクトウ科Alstonia congensis,A.angustilobaなどの樹皮に含まれるインドールアルカロイドの一つ.塩基は三水和物として結晶する(X = OH).融点206 ℃.-29°(エタノール).水,エタノール,クロロホルム,エーテルなどに可溶.塩化物(X = Cl)は融点295 ℃.-58°(水).λmax 235,295 nm(log ε 3.95,3.55.エタノール).経口で強い毒性を示す.[CAS 6871-44-9][CAS 6878-36-0:塩酸塩]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報