西秦(読み)セイシン

デジタル大辞泉 「西秦」の意味・読み・例文・類語

せい‐しん【西秦】

中国五胡十六国の一。385年鮮卑族の乞伏きっぷく国仁が前秦から独立して建国。都は金城甘粛)。431年に滅ぼされた。

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精選版 日本国語大辞典 「西秦」の意味・読み・例文・類語

せい‐しん【西秦】

  1. しん(秦)[ 七 ]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「西秦」の意味・わかりやすい解説

西秦
せいしん
Hsi-ch`in

中国の五胡十六国の一つ (385~431) 。鮮卑族の乞伏国仁 (きっぷくこくじん) が前秦の苻堅死後建義1 (385) 年に建国,勇士川 (ゆうしせん。甘粛省楡中) を都とした。乾帰のとき前秦の苻崇を殺し,のち熾磐のとき吐谷渾 (とよくこん) を破り,永康3 (414) 年南涼 (→ ) を滅ぼし西方発展北涼と対立したが,永弘4 (431) 年慕末のとき,夏に滅ぼされた。

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旺文社世界史事典 三訂版 「西秦」の解説

西秦
せいしん

385〜431
五胡十六国の一国
甘粛省東部に鮮卑 (せんぴ) 族の首長,乞伏国仁 (きつぷくこくじん) が前秦の衰えに乗じて建国。弟の乾帰は394年前秦を滅ぼした。のち,夏の赫連定 (かくれんてい) に滅ぼされた。

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改訂新版 世界大百科事典 「西秦」の意味・わかりやすい解説

西秦 (せいしん)
Xī Qín

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百科事典マイペディア 「西秦」の意味・わかりやすい解説

西秦【せいしん】

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「西秦」の意味・わかりやすい解説

西秦
せいしん

五胡十六国

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「西秦」の解説

西秦(せいしん)

秦(しん) ②

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世界大百科事典(旧版)内の西秦の言及

【秦】より

…中国,五胡十六国の一つ。西秦ともいう。385‐431年。…

※「西秦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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