ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エキノプルテウス幼生」の意味・わかりやすい解説 エキノプルテウス幼生エキノプルテウスようせいechinopluteus larva ウニ類 (棘皮動物) の卵の発生が進んで浮遊生活に適した形になった幼生の総称。ピラミッド状の体の四隅から4対の腕と1本の対をなさない腕が出て,その中にはしご状骨格が発達してくる。腕の基部はよく発達した繊毛葉に囲まれる。これらの形態や付属物の有無などは種類によって異なる。幼生が十分に発育して体幹部がつくられると,腕は次第に吸収され,変態して全体が 1mmほどの稚ウニとなって底生生活に入る。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by