エクストルージョンテクトニクス

最新 地学事典 の解説

エクストルージョンテクトニクス

extrusion tectonics

プレートテクトニクスは,剛体プレート間の相対運動としてプレート運動が記述できることを示した。しかし,アジア大陸の内部などは,活動的な断層が多く存在し,海洋プレートと同様に扱えない。運動の水平成分を取り出すと,大陸の剛体的部分に挟まれ,マクロに延性的に扱い得る部分が大陸縁へ押し出されるように運動していると捉えられる。Tapponnier et al. (1982)はこの運動をエクストルージョンテクトニクスと呼んだ。後に水平的運動のみならず,高ヒマラヤの変成岩を絞り出し,露出させる鉛直方向の運動に対する用語としても使われた。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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