エスエムケイ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エスエムケイ」の意味・わかりやすい解説

エスエムケイ

通称 SMK。接続部品を中心とする部品の大手メーカー。 1925年創業の池田無線電機製作所を前身に,29年昭和無線工業として設立。 85年現社名に変更。主力コネクタスイッチは TVゲーム機向けをはじめ,カラーイメージスキャナや入力ペンなどのパソコン周辺機器,VTR,オーディオ用,さらに移動体通信用などに用途が広く収益を順調に伸ばしている。 73年の台湾進出を手始めに海外生産を積極的に推し進め,95年には海外生産比率は5割に達した。売上構成比は,映像部品 27%,情報事務機部品 45%,音響部品 16%,家電部品9%,その他2%。年間売上高 618億 8700万円 (連結。うち輸出 46%) ,資本金 79億 9600万円,従業員数 998名 (1999) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android