エドワードダウンズ(その他表記)Edward Downes

20世紀西洋人名事典 「エドワードダウンズ」の解説

エドワード ダウンズ
Edward Downes


1924.6.17 -
英国の指揮者。
バーミンガム生まれ。
バーミンガム大学、王立音楽院で学んだ後、1948年カーネギー奨学金を得てヘルマン・シュルヒェンに師事する。カール・ローザオペラの准指揮者を経て、’51〜69年コヴェント・ガーデンの専属指揮者を務め、ロシア語に堪能であったたため、「戦争平和」などをイギリスに紹介し、ロシア・オペラのスペシャリストとして注目された。その後、’71〜75年オーストリア・オペラの音楽監督兼主席指揮者を務めた後、’80年BBCノーザン交響楽団主席指揮者に就任した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む