エニン

化学辞典 第2版 「エニン」の解説

エニン
エニン
oenin, enyne

【Ⅰ】oenin.C23H25O12+(493.44).アントシアニンの一種で,マルビジンの3-O-グルコシド.紫黒色のブドウVitis viniferaの外果皮,シクラメンCyclamen percicumの花,ネズミモチの一種Ligstrum vulgareの果実などに含まれる顔料.塩化物は深紅色の短稜柱状晶.水,メタノールに易溶.-421°(水).酸性水溶液にNa2CO3を加えると,透過光では金属光沢の黄色,反射光では青紫色となる.[CAS 7228-78-6]【Ⅱ】enyne.分子内に二重結合と三重結合をもつ化合物の総称で,この系の炭化水素はエニン系炭化水素という.二重結合と三重結合が共役していない場合には,それぞれの性質を示すが,共役している場合にはジエンの場合のように1,4-付加を起こす場合がある.合成ゴム原料であるビニルアセチレンや天然ポリイン化合物など重要なものが多い.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

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