エネルギー収支分析(読み)エネルギーしゅうしぶんせき(その他表記)net energy analysis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エネルギー収支分析」の意味・わかりやすい解説

エネルギー収支分析
エネルギーしゅうしぶんせき
net energy analysis

エネルギー生産のために使われるエネルギーと,それによって得られる正味エネルギーとの収支を分析すること。自然エネルギーの場合には,機器の生産に投入されたエネルギーの回収期間で評価する。水力発電風力発電,アモルファス太陽電池ではエネルギーの回収機関1~2年という試算もある。基本的にはエネルギーは不変であるため,エネルギー収支は系の境界条件設定仕方に大きく左右されることになる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む