ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エネルギー有効活用」の意味・わかりやすい解説 エネルギー有効活用エネルギーゆうこうかつよう 省エネルギーと同義であるが,我慢や忍耐を強調した石油危機時代とは異なり,中長期的な観点からの合理的・効率的なエネルギーの使用を推進することを基本とする考え方。近年の内需景気の拡大や生活水準の向上を背景に,エネルギー需要は予想を上回る増加傾向にあり,また化石燃料の大量消費による地球温暖化現象など,地球環境問題に対する国際的な問題意識の高まりから,改めてその重要性が認識されている。日本では「エネルギー使用の合理化に関する法律」による施策,金融・税制上の助成措置や,省エネルギー関連技術開発の促進などを実施している。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by