えびや節(読み)えびやぶし

精選版 日本国語大辞典 「えびや節」の意味・読み・例文・類語

えびや‐ぶし【えびや節】

  1. 〘 名詞 〙 元祿一六八八‐一七〇四)から享保一七一六‐三六)頃にかけて、上方で流行した小唄節。「えいえいえい」の歌い出しで、多く魚尽くし、鳥尽くし、浦尽くしなど、物尽くしの形式をもち、掛詞(かけことば)でつづられているのを特徴とする。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android