エボシクラゲ(読み)えぼしくらげ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「エボシクラゲ」の意味・わかりやすい解説

エボシクラゲ
えぼしくらげ / 烏帽子水母
[学] Leuckartiara octona

腔腸(こうちょう)動物門ヒドロ虫綱ヒドロイド目エボシクラゲ科のクラゲ。傘は烏帽子形、傘の上部に寒天質の突起があり、先のとがった釣鐘に似ている。傘の高さ10ミリメートル、幅6ミリメートルぐらい。4本の放射管と環状管は青色、口柄と口唇は紅色。触手は32本にまで達し、それぞれの基部に紅色の眼点がある。口柄上には生殖腺(せん)がひだをなして発達する。北海道から本州中部に至る太平洋沿岸に春にみられる。本種のポリプ型浅海の貝類やカニ類などの上に付着している。ヒドロ茎はわずかに分岐し、ヒドロ花は紡錘形、口を取り巻いて8~10本の糸状触手の環列がある。ヒドロ茎上のところどころにクラゲ芽が生じ、遊離して幼クラゲとなる。ポリプ型も本州各地に普通にみられる。

[山田真弓]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む