エポナ(その他表記)Epona

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「エポナ」の意味・わかりやすい解説

エポナ
Epona

古代ケルトの大女神男神と雌馬の交合から生れたとされ,通常馬に乗ったり,あるいは馬を連れた姿に表わされた。名前自体も「馬女神」を意味するが,手にしばしば豊穣の角を持つところから豊穣女神ないし地母神的性格の持主でもあったと考えられ,また王権とも深いかかわりをもったと思われる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む