現代外国人名録2016 「エリオットアーウィット」の解説
エリオット アーウィット
Elliott Erwitt
- 職業・肩書
- 写真家 元マグナム会長
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1928年
- 出生地
- フランス・パリ
- 受賞
- 全米芸術基金助成金〔1976年〕,ニューヨーク国際写真センター功労賞〔2011年〕,「ライフ」誌写真コンテスト新人賞〔1951年〕
- 経歴
- 両親はロシア革命を逃れたロシア人。パリで生まれ、幼年期をイタリアで過ごす。のちフランスに移り、1938年両親と共に渡米。15歳で写真家を志した。アンリ・カルティエ・ブレッソンに大きな影響を受けた後、’50年ニューヨークでロバート・キャパ、エドワード・スタイケンに出会ってその才能を認められ、フォト・ジャーナリストとして活躍するようになる。’53年除隊と同時に写真家集団マグナムに所属し、’66〜69年会長を務める。’71年初のドキュメンタリー映画を制作。’88年各国で個展。ファッションや広告も手がけるが、独特のユーモアとウィットに富んだ作品に特徴がある。写真集に「Personal Exposures」(’88年)、「オン・ザ・ビーチ」(’91年)、「われわれは犬である」(’92年)、「ふたりのあいだ」(’94年)、「美術館にいこうよ!」(’98年)など多数。2007年東京で回顧展を開催。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報