最新 地学事典 「エルデネット鉱山」の解説
エルデネットこうざん
エルデネット鉱山
Erdenet mine
モンゴル北部の斑岩銅・モリブデン鉱床。ペルム紀末期のセレンゲ花崗複合岩類に貫入したエルデネット花崗閃緑複合岩体に伴う。北西方向にのびる幅3km,長さ25kmのカリウム変質帯中に複数の鉱体が存在し,北西端の鉱体が開発されている。鉱体は長径2.4km,単径1.6kmの楕円形,酸化溶脱および二次富化帯が120mの深さまで発達。鉱化年代は241Ma。白雲母変質帯中に鉱染状または細脈状に黄銅鉱,輝銅鉱,コベリン,斑銅鉱が鉱化。1987年開山。2015年には年間でCu 12万t, Mo 1,600tを生産。2015年の埋蔵量は1,700Mt(Cu 0.58%,Mo 0.018%)。
執筆者:中嶋 輝允・渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

