コベリン(その他表記)covelline

改訂新版 世界大百科事典 「コベリン」の意味・わかりやすい解説

コベリン
covelline

銅ランともいう。化学組成CuS。藍青色でへき開の発達した鉱物であるが,肉眼で認められる結晶はまれ。鉱石顕微鏡下で強い多色性と異方性を示す。六方晶系。モース硬度1.5~2,比重4.6~4.8。Cu66%。ときに玉虫色を示す。銅の二次富化帯に,他の銅の硫化鉱物表面をおおって,または割れ目を埋めて生成していることが多い。斑銅鉱の表面が紫色になったり,黄銅鉱の表面が青緑色になっている場合,表面だけの変色で,顕微鏡下でも格別の鉱物の生成の認められないことも多い。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む