20世紀西洋人名事典 の解説
エルバート・ヘンリー ゲーリー
Elbert Henry Gary
1846 - 1927
米国の実業家。
元・USスティール社第二代社長。
イリノイ州生まれ。
イリノイ州の郡判事、シカゴ弁護士会会長を務め、1890年代のイリノイ法曹界の中心的存在であったが、1898年フェデラル製鋼社の設立に際し社長となり、その後実業家となる。大金融家モルガンの右腕としてUSスティール設立に力を注ぎ、1903年より社長となる。鉄鋼価格固定化のためピッツバーグ・プライス制を定める。鉄鋼業都市ゲーリーは彼の名前に由来する。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報