エルヴェニケ(その他表記)Hervé Niquet

現代外国人名録2016 「エルヴェニケ」の解説

エルヴェ ニケ
Hervé Niquet

職業・肩書
指揮者,作曲家 ル・コンセール・スピリテュエル創設者

国籍
フランス

生年月日
1957年

出生地
アブヴィル

受賞
エジソン賞

経歴
ピアノ、オルガン、合唱指揮を学び、16歳から古楽を研究。17歳で指揮法をピエール・カオに師事。1980年パリ・オペラ座の合唱指揮者に就任。一時、レザール・フロリサンにも加入。’85年モンテカルロ・バレエの開幕に際し、モナコ王女からバレエ作品を委嘱されるなど、作曲家としても活躍。チェンバロ、オルガンの名手でもある。’87年18世紀ルイ王朝時代の有名なオーケストラへのオマージュとして、同名のバロックオーケストラ、ル・コンセール・スピリテュエルを結成。ヨーロッパで大人気を博し、2002年にはグラミー賞にもノミネートされる。CDも60枚以上リリース。創立15周年の2002年、一大プロジェクトとして、音楽学、楽器学など総力を上げ、約300年ぶりにヘンデルの「王宮の花火の音楽」「水上の音楽」を初演通りに演奏することに成功。再現コンサートはフランス、ドイツ、オランダなどで大成功を収め、録音したCDもエジソン賞を受賞した。2008年同再現公演のため、初来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android