エンデル(その他表記)August Endell

改訂新版 世界大百科事典 「エンデル」の意味・わかりやすい解説

エンデル
August Endell
生没年:1871-1925

ドイツ建築工芸家独学で芸術活動を始め,1897年のミュンヘン連合工房の設立参画ユーゲントシュティールアール・ヌーボー)の建築・工芸家となった。短い活動期間にエルビラ写真館(ミュンヘン,1898),劇場建築ブンデス・テアター(ベルリン,1901)などを手がける。刺激的な曲線を用いた非具象的な建築装飾を特徴とし,表現主義への橋渡しをなした。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 杉本

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android