おあんなんす

大辞林 第三版の解説

おあんなんす

( 連語 )
〔「おあがりなんす」の転。「なんす」は尊敬の補助動詞。近世後期の遊里語〕
「食べる」「飲む」などの意の尊敬表現。 「一つ-・せ/洒落本・遊子方言」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

おあん‐なん・す

[1] 〘他サ変〙 (「おあがりなんす」の変化した語) 「食べる」「飲む」などの意を敬っていう遊里語
洒落本・遊子方言(1770)「『いや此やうな事いわずと、一ぱい呑ましょ』『一つおあんなんせ』といふて、はじめる。『これはきつい小盃な』」
[2] 〘自サ変〙 (「おありなんす」の変化した語) 「ある」の意を敬っていう遊里語。
※洒落本・廓宇久為寿(1818)前「梅川さんに、どふしてそんな心は、おあんなんすめへけれど」

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