最新 地学事典 「オイラーベクトル」の解説
オイラーベクトル
Euler vector
レオンハルト・オイラーによって発見されたオイラーの定理によると,球面上に拘束された剛体の無限小運動は球の中心を通るある1つの軸まわりの回転として表現できる。回転軸の方向にのび,回転速度を長さとするベクトルをオイラーベクトルという。地球のプレート運動は剛体運動と近似でき,地球の大きさと比べると無限小運動とみなすことができるので,プレート運動はオイラーベクトルによって近似的に表現することができる。
執筆者:青木 陽介
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

