オオバギボウシ(読み)オオバギボウシ(その他表記)Hosta sieboldiana

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オオバギボウシ」の意味・わかりやすい解説

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
オオバギボウシ
Hosta sieboldiana

クサスギカズラ科(キジカクシ科)の多年草トウギボウシともいう。本州山地に自生するが,観賞用として庭園で栽培されることが多い。長い柄のある大型の葉をもち,若い葉柄は食用とされることもある。葉の基部心臓形で全体は丸く,多数葉脈が目立つ。夏に長い花茎を出し淡紫色のらっぱ形の花を多数総状につける。花の基部にある三角形包葉が目立つ。

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改訂新版 世界大百科事典 「オオバギボウシ」の意味・わかりやすい解説

オオバギボウシ

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世界大百科事典(旧版)内のオオバギボウシの言及

【ギボウシ】より

…開花期,苞の形と質,葉形と葉裏脈上の凹凸などが種の区別点となる。また花被内側の着色の仕方に2型あり,花被片の中央部が帯状に一様に着色するオオバギボウシやイワギボウシの群と,花被の脈の部分が特に濃くて濃淡のまだらとなるコバギボウシの群が区別される。種数は西日本に多いが,日本全体に広く分布する種はオオバギボウシ,イワギボウシ,コバギボウシの3種である。…

※「オオバギボウシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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