オステルバ(読み)おすてるば(その他表記)Juliusz Osterwa

日本大百科全書(ニッポニカ) 「オステルバ」の意味・わかりやすい解説

オステルバ
おすてるば
Juliusz Osterwa
(1885―1947)

ポーランド俳優演出家クラクフに生まれる。1905年に同市で俳優として、翌年ポズナニで演出家としてデビューした。第一次世界大戦中、モスクワでの「ポーランド劇場」時代にタイーロフやスタニスラフスキーらを知り、大きな影響を受けた。19年に帰国、その後ワルシャワ、クラクフで活躍、心理学的写実主義を信奉し、優れた内的演技で絶大な人気を博した。演出家としては、劇作家ジェロムスキ、シャニアフスキの成功に大いに寄与した。シレル、ヤラチらとともに現代ポーランド演劇興隆の基礎を築いた一人として国内での評価は高い。

[山田正明]

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