オスミリジウム(読み)おすみりじうむ

最新 地学事典 「オスミリジウム」の解説

オスミリジウム

osmiridium

かつて(Ir, Os)Os<32%のものを呼んでいたが,鉱物種名は自然イリジウム。立方晶系,空間群Fm3m,格子定数a0.388nm, 単位格子中4分子含む。肉眼で淡鋼灰色,比重17.8, 硬度6.5,VHN100692~782。研磨面は淡黄白色,反射能(472nm, 556nm)75.8, 80.0%。白金族鉱物と共生ウラルなどの超苦鉄質岩石起原の砂鉱,日本では北海道の天塩に産する。

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参照項目:自然イリジウム

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 浦島

世界大百科事典(旧版)内のオスミリジウムの言及

【イリドスミン】より

…天然に産出する白金族元素の混合物で,オスミリジウムosmiridiumとも呼ばれる。きわめて硬く,耐食性がすぐれているので,万年筆のペンの先端につけて使用された。…

【元素鉱物】より

…30種以上の元素鉱物が知られている。元素鉱物には,自然金Au,自然銀Ag,自然銅Cu,自然鉄Fe,自然ニッケル鉄(Ni,Fe),自然白金Pt,自然ルテニウムRu,イリドスミン(Os,Ir),オスミリジウム(Ir,Os)などの金属元素鉱物,自然ヒ(砒)(別名,自然ヒ素)As,自然アンチモンSb,アレモン鉱AsSb,自然ソウ鉛Bi,自然テルルTeなどの半金属元素鉱物,および自然硫黄S,グラファイトC,ダイヤモンドCの非金属元素鉱物の3亜類がある。自然金は,各種金銀鉱床(熱水鉱脈鉱床,接触交代鉱床)中におもに石英に伴われて産する。…

※「オスミリジウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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