オッタジャノ岩(読み)オッタジャノがん(その他表記)ottajanite

岩石学辞典 「オッタジャノ岩」の解説

オッタジャノ岩

リューサイトテフル岩の一種.マルティノ岩(martinite)よりもサニディンに乏しく,ヴェスヴィアス岩(vesuvite)よりもリューサイトに乏しい.化学組成はソンマ岩(sommaite)に相当する.オージャイト,リューサイト,ときに橄欖(かんらん)石および黒雲母斑晶が石基に含まれる[Lacroix : 1917].イタリア,モンテ・ソンマ(Monte Somma)のオッタジャノ(Ottajano)に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む