オッチギン(その他表記)odčigin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オッチギン」の意味・わかりやすい解説

オッチギン
odčigin

モンゴル語で「末子」を意味する。本来はトルコ語で,文字どおりには「火の主人」を意味し,古く末子が父の家に残って炉に象徴される財産を相続したことから始る。人名としては,チンギス・ハンの同母弟テムゲ・オッチギン Temüge Odčiginをさす。彼は生没年未詳で,東モンゴルおよび満州に分地を受け,子孫が多かった。元朝の滅亡後,その子孫は明朝から泰寧衛の官職を与えられ,吉林省北西隅のタオアル河畔に遊牧していた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む