日本大百科全書(ニッポニカ) 「オッペル」の意味・わかりやすい解説 オッペルおっぺるAlbert Oppel(1831―1865) ドイツの地質・古生物学者。ホーヘンハイムに生まれる。チュービンゲン大学でクウェンシュテットFriedrich August Quenstedt(1809―1889)に師事した。1861年ミュンヘン大学の教授兼古生物博物館長となる。中生代ジュラ紀の地層対比のため、ヨーロッパ各地を旅行し、化石の種の違いによってジュラ紀の地層を細分化し、それぞれの地質が若干の化石種で特徴づけられることに注目して化石帯という概念を提起した。[大森昌衛][参照項目] | 化石帯 | ジュラ紀 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例