精選版 日本国語大辞典 「おとと」の意味・読み・例文・類語 おとと [1] 〘感動〙 相手についでもらった杯から、酒がこぼれそうになった時、相手に注意するために発することば。おっとっと。※歌舞伎・鳴神(日本古典全書所収)(1742か)「しゅじゃうとは酒に生るると文字を書きかへるのぢゃ。(ト絶間注ぐ、鳴神うけて)おととおととおとと」[2] ((一)から転じて) 酒をいう幼児語。※黄表紙・馬鹿長命子気物語(1791)「月を見てのんだから、おとと月何ぞはどふだの」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報