オナガコウモリ(その他表記)Rhinopona microphyllum; longtailed bat

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オナガコウモリ」の意味・わかりやすい解説

オナガコウモリ
Rhinopona microphyllum; longtailed bat

翼手目オナガコウモリ科。尾が腿間膜よりも長く突き出ているのでその名がある。体長6~8cm,前腕長6~7cm。耳が大きい。その名のように尾も長く,体長ほどもある。体色は灰褐色または暗褐色。群れをつくって生活し,地上6~9mのあたりを上下小鳥のように飛びながら,好物昆虫類を捕える。エジプトアラビア半島イラン乾燥地帯洞窟,岩の間,ピラミッドや人家などにすむ。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む