オパーリンシリカ

最新 地学事典 「オパーリンシリカ」の解説

オパーリンシリカ

opalin silica

X線的に無定形な二酸化珪素の水和物(SiO2nH2O)で,オパールと同義。オパールは生物および無機物起原の珪酸体に対する包括的用語。土壌中には植物起原のオパール(プラントオパール),土壌の生成過程で形成されるオパール(オパーリンシリカ),デュリ盤中のシリカ集積物などがある。土壌中で生成するオパーリンシリカは,約0.2~20µmの薄い円板あるいは楕円板形を示し,珪酸の供給が豊富で,土壌有機物によってアルミナ活性が抑制されるような環境下で生成される。若い火山灰土,火山灰混入の多い泥炭土,ポドゾル土の表層で多数観察される。屈折率は1.422~1.440, 比重は2.1~2.3で,酸性シュウ酸塩溶液には溶解しないが,タイロン試薬で溶解する。

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参照項目:植物蛋白石

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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