オブラートに包む(読み)オブラートニツツム

デジタル大辞泉 「オブラートに包む」の意味・読み・例文・類語

オブラートにつつ・む

相手を直接的に刺激するような表現を避け、遠回しな言い方をする。「―・んで発言する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「オブラートに包む」の意味・読み・例文・類語

オブラート に=包(つつ)む[=くるむ]

  1. ( 比喩的に ) 人を強く刺激するような表現を避けて、遠まわしな言い方をすることをいう。オブラートでくるむ。
    1. [初出の実例]「見せかけの涙や温情のオブラアトで包(クル)んでゐる厭みもない」(出典贅沢貧乏(1960)〈森茉莉〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む