現代外国人名録2016 「オリビエペリエ」の解説
オリビエ ペリエ
Olivier Peslier
- 職業・肩書
- 騎手
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1973年1月12日
- 経歴
- 1989年騎手免許を取得。’91年最優秀見習い騎手。’93年勝ち星、獲得賞金とも前年の3倍に伸ばしてフランスのトップジョッキーの座に就く。’94年3ケ月の短期騎手免許を取得して来日、’95年京都金杯をワコーチカコで制し、日本の重賞初勝利。’96年世界最高峰のレースである凱旋門賞をエリシオで制覇するなど自国で151勝を挙げ、リーディングジョッキーに輝いた。同年有馬記念に外国人騎手として初出場。’97年パントレセレブルに騎乗して凱旋門賞を勝利し、2年連続リーディングジョッキーとなる。’98年の凱旋門賞ではサガミックスに騎乗して勝利し、前人未到の同レース3連覇を成し遂げた。同年日本において外国人初の通算100勝を達成。2000年2月ウイングアローでフェブラリーSを勝ち、日本初のGⅠタイトルを獲得。同年12月ワールド・スーパー・ジョッキーズ・シリーズ優勝。2001年にはゼンノエルシドでマイルチャンピオンシップを、ジャングルポケットでジャパンカップを、タムロチェリーで阪神JFを勝ち、日本史上初の3週連続GⅠ制覇を達成。この間、1999年〜2001年フランスでリーディングジョッキー。2002年シンボリクリスエスで有馬記念を制す。2003年シンボリクリスエスで秋の天皇賞を制し、外国人として初めて天皇賞ジョッキーに。また有馬記念も制する。2004年ゼンノロブロイで47年ぶりとなる秋の天皇賞連覇を達成。また、ジャパンC・有馬記念も制し、同馬に秋古馬3冠をもたらすと共に史上初の有馬V3を達成した。2005年ハットトリックでマイルチャンピオンシップ制覇。1994年の初来日以降、毎年のように来日していたが、2009年に中途帰国してからはスポットでの参戦が多く、2012年にはソレミアで14年ぶりに凱旋門賞を勝利し、同馬で同年のジャパンCに参戦した。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報