現代外国人名録2016 「オリヴィエブーレイ」の解説
オリヴィエ ブーレイ
Olivier Boulay
- 職業・肩書
- カーデザイナー メルセデス・ベンツ北京アドバンスト・デザインセンター副所長
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1957年8月9日
- 学歴
- ロイヤル・カレッジ・オブ・アート〔1982年〕修士課程修了
- 経歴
- デザイン学校を卒業後、イタリアのデザイン工房に。母国フランスでは外国車メーカーに勤めることに批判があった時代に、ドイツのポルシェやメルセデス・ベンツで働く。1989年富士重工業の乗用車「レガシィ」を皮切りに、日本車のデザインも手掛ける。’87〜89年ダイムラーベンツAGデザイン部門マネジャー、’92〜98年メルセデス・ベンツ・アドバンスト・デザインセンター・オブ・ジャパン・ゼネラルマネジャー、’98年〜2001年ダイムラークライスラーAGアドバンスト・デザインセンター・ゼネラルマネジャーなどを経て、2001年三菱自動車乗用車デザイン本部長に就任。2003年「グランディス」などを手掛け、三菱マークをモチーフとした大胆なデザインを展開。その特徴的なフロントグリルは“ブーレイ顔”と呼ばれた。2004年退任し、メルセデス・ベンツに復帰。2011年メルセデス・ベンツが中国・北京に開設した北京アドバンスト・デザインセンターの副所長に就任。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報