デジタル大辞泉 「メルセデス」の意味・読み・例文・類語 メルセデス(Mercedes) ウルグアイ南西部の都市。ソリアノ州の州都。首都モンテビデオの北西約250キロメートルに位置し、ネグロ川に面する河港をもつ。水路のほか、鉄道・幹線道路が通る交通の要地で、商工業の中心地。川沿いの遊歩道は美しい景観で知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「メルセデス」の意味・わかりやすい解説 メルセデスMercedes ウルグアイ南西部,ソリアノ県の県都。首都モンテビデオの北西約 240km,ネグロ川の下流部南岸にある。 1781年建設の古い町で,植民地時代の建築物が残っているほか,水浴場,河岸遊歩道などの施設が完備し,ボートレースやテニス大会が開かれる夏を中心に観光・保養客が多く,観光業が市の重要な収入源となっている。背後に農牧地帯を控え,その商工業中心地としても発展。大規模な製粉工場,食肉冷凍工場が立地する。首都とはネグロ川,ウルグアイ川,ラプラタ川を経て水路で結ばれるほか,鉄道,道路でも連絡している。人口3万 7110 (1985) 。 メルセデスMercedes アルゼンチン中部,サンルイス州中部の都市。州都サンルイスの南東約 90kmにあり,キント川にのぞむ。 1856年要塞として建設されたが,63~65年先住民のインディオや背後の山地にたてこもった反乱軍によって絶えず攻撃された。現在周辺の農牧地帯の商工業中心地で,大規模な製粉工場,牛肉冷凍工場などがある。ブエノスアイレスからアンデスを越えてチリに通じる鉄道,パンアメリカン・ハイウェーが通る。人口5万 992 (1980) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報