最新 地学事典 「オルゲイユ隕石」の解説
オルゲイユいんせき
オルゲイユ隕石
Orgueil meteorite 仏◆météorite de Orgueil
1864年5月14日にフランス,MontaubanのOrgueil付近に落下した約20個の隕石。オルグイユ隕石とも。ほとんどが握りこぶし大で,全回収重量は約12kg。炭素質コンドライトのイブナタイプ(CIグループ)に属する。オルゲイユ隕石は太陽大気に最もよく似た組成をもち,原始太陽系星雲の塵の生残りとも考えられている。天体物理学や惑星・地球科学の基礎となる太陽系元素存在度のデータは本隕石から得られている。すべての隕石のなかで最も始原的な隕石に属する。
執筆者:池田 幸雄
参照項目:CIコンドライト
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

