法則の辞典 「オルバッハ過程」の解説 オルバッハ過程【Orbach process】 「オーバック過程」と記してある成書もある.電子スピン共鳴における緩和過程の一つで,励起されたエネルギー準位からの直接のエネルギー放出による緩和とは別に,励起エネルギー準位の上にもう一つ準位があって,その間隔が熱エネルギーと同程度の場合には,こちらを経由して基底状態に戻る過程が無視できなくなる.これをオルバッハ過程という. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報