オルミュッツ協約(読み)オルミュッツきょうやく

百科事典マイペディア 「オルミュッツ協約」の意味・わかりやすい解説

オルミュッツ協約【オルミュッツきょうやく】

1848年革命後ドイツ内の主導権を争ったプロイセンオーストリアが1850年オルミュッツ(現チェコのオロモウツ)で結んだ協約。プロイセンはオーストリアの要求に屈して小ドイツ主義的なドイツ連盟計画を放棄。そのために〈オルミュッツの屈辱〉と呼ばれた。
→関連項目フリードリヒ・ウィルヘルム[4世]

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android