日本大百科全書(ニッポニカ) 「オーデンワルト山地」の意味・わかりやすい解説 オーデンワルト山地おーでんわるとさんちOdenwald ドイツ南西部、ライン地溝帯北部の東側にある緩やかな山地。北はマイン川、南はネッカー川に限られる。最高峰は626メートルのカッツェンブッケル山。西部の「前方オーデンワルト」は主として花崗(かこう)岩からなり、東部の「後方オーデンワルト」は赤色砂岩からなる。緩傾斜の部分は農地として利用されている。古来、石材の切り出しが盛ん。週末や夏季の保養地も多い。[浮田典良] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例