最新 地学事典 「オート層序学」の解説
オートそうじょがく
オート層序学
Autostratigraphy
定常的フォーシングのもとで生起する決定論的オートジェネシスの理解と開拓を主眼にした成因論的層序学の枠組み。2000年代半ばにT.Mutoらによって提唱された。同じフォーシングのもとであっても堆積系の層序応答はその成長にともなって必然的に変遷する,という考え方に立つ。オートリトリートに代表される非平衡応答の理解や旧来の説を大幅に改訂した平衡河川理論を基礎とするなど,多くの点でシークケンス層序学と対照を成す。参考文献:T.Muto et al. (2007) J.Sed.Res., Vol.77:2
執筆者:武藤 鉄司
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

