オービター(その他表記)orbiter

翻訳|orbiter

デジタル大辞泉 「オービター」の意味・読み・例文・類語

オービター(orbiter)

《旋回するものの意》惑星衛星などの軌道を周回する宇宙船軌道船
[補説]スペースシャトルの場合は、翼を持つスペースシャトル本体をいう。乗員資材装置を輸送し、帰還時はグライダーのように大気中を滑空して着陸する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のオービターの言及

【スペースシャトル】より

…shuttleとは本来は織機の杼(ひ)のことであり,糸の間をいったりきたりするところから,この名称が定期的に頻繁に往復して運航する輸送機関に対して用いられるようになった。このことからわかるように,スペースシャトルは従来のロケットと異なり,地上と宇宙の間を往復運航することが可能なロケットで,オービターは航空機のような有翼ロケット機である。
[構成]
 スペースシャトルは2本の固体ロケット,外部タンク,そしてオービター(軌道機)とで構成される。…

※「オービター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android