2003年6月に発足した「都市と農山漁村の共生・対流推進会議」の略称。02年9月に設置された「都市と農山漁村の共生・対流に関するプロジェクトチーム」の議論から生まれた組織。略称の意図は、「都市と農山漁村を人々が活発に『往来』し、双方の生活文化を楽しむことで、日本が all right (健全)になること」にある。同年、連合を基礎に「100万人のふるさと回帰」を掲げるNPO法人ふるさと回帰支援センターが発足した。いずれの動きも、「2地域居住」や「農のあるライフスタイル」を目指す新しい動きに対応している。特に団塊の世代が大量に退職し始める2007年以降の雇用やゆとりある暮らしといった観点から期待が寄せられている。