ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オールテラインビークル」の意味・わかりやすい解説 オールテラインビークルall terrain vehicle; ATV 幅広の低圧タイヤを装備し,走破性にすぐれた,またがって操縦する自動車。 1970年本田技研工業がアメリカからの注文で農場,油田,牧場などの作業用として三輪バギーを輸出したのが契機となり,日本の各社が追随,1982~85年にかけて年に 100万台も輸出されるにいたった。現在では安全性の点から四輪車のみが生産されている。砂地,雪上,悪路などを自在に走行できることから,レジャー用として注目され,レースも行なわれている。排気量は 50~450cc程度。公道を走行できる機種もある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by