カイウエケ岩(読み)カイウエケがん(その他表記)kaiwekite

岩石学辞典 「カイウエケ岩」の解説

カイウエケ岩

斜長石を含む暗色のNa-粗面岩,あるいは橄欖(かんらん)石を含むアルカリ粗面岩または粗面安山岩で,おおよそラルヴィカイト組成の火山岩に対応する.岩石はアノーソクレイス,エジリンの縁をもつチタンオージャイト,バーケヴィ閃石,橄欖石の斑晶をもち,石基はオリゴクレースと少量の輝石と磁鉄鉱からなる岩石である[Marshall : 1906].ニュージーランド,オタゴ,カイウェケ(Kaiweke)地域のノースヘッド(North Head)に因む.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む