かいかなぐる

精選版 日本国語大辞典 「かいかなぐる」の意味・読み・例文・類語

かい‐かなぐ・る

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「かい」は「かき(書)」の変化した語 ) 荒っぽく、いい加減に書く。書きなぐる。
    1. [初出の実例]「恋には目がみえぬ滅多的かいかなくってあだなるかる口の狂言」(出典:評判記・難波の㒵は伊勢の白粉(1683頃)二)

かい‐かなぐ・る

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「かい」は接頭語 ) もの、特に武器などを荒々しく払いのける。
    1. [初出の実例]「為朝余りに腹をたてて、此の矢を、かいかなぐって投げ捨て」(出典:保元物語(1220頃か)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む