カシュー塗料(読み)カシューとりょう(その他表記)cashew paint

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カシュー塗料」の意味・わかりやすい解説

カシュー塗料
カシューとりょう
cashew paint

ウルシ科カシューノキ果実の殻に含まれる油性の液を主原料とした塗料。乾燥性が低いので,フェノール樹脂その他の合成樹脂変性して利用することが多い。漆と比べて塗膜の性質は劣るが,価格は安く,使用法も簡単なのが特長である。漆器工芸品などに利用される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む