カステロリゾン島(読み)カステロリゾンとう(その他表記)Nísos Kastellórizon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「カステロリゾン島」の意味・わかりやすい解説

カステロリゾン島
カステロリゾンとう
Nísos Kastellórizon

カステロリゾ Kastellórizoともいう。ギリシア南東端にあたる地中海東部にある島。ドデカニソス諸島に属し,その主島ロドス島の東約 140km,トルコ南岸に近接して位置する。 1912年ドデカニソス諸島の他の島々イタリア占領されたときにはその占領を免れたが,第1次世界大戦中フランスに占領され,戦後トルコからイタリアへ割譲された。 47年ギリシア領。主産業は海綿採取で,ほかブドウオリーブなどが栽培される。面積 9km2人口 222 (1981) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android